<例会♪豆知識>

高学年例会 ヘンゼルとグレーテル

2013年9月29日(日)

横須賀ふれあいセンター (←ここをクリックすると地図が見れます) 

はじめての会場です。場所の確認をして早めに来てくださいね。

 

開場PM6:00 開演PM6:30

ヘンゼルとグレーテル」
「グリム童話集1」 相良守峯訳 岩波書店刊
 1年お送りしてきた「童話の中のお菓子たち」の最後を飾るのは、甘くておいしいお菓子でできた「お菓子の家」が登場するヘンゼルとグレーテルです。この童話を読んだ子どもなら誰もが、お菓子の家を見てみたい、食べてみたいと思ったことでしょう。
             物語の主人公は、タイトル通り、男の子のヘンゼルと女の子のグレーテル。2人は貧しい木こりの子どもで、木こりの妻は子どもたちにとっては継母でした。
             ある年、この国は大変な飢饉に見舞われ、木こりは妻にそそのかされて子どちを森の奥に連れていき、見捨ててしまいます。森の中をさまよった二人は、ようやく一軒の家にたどりつくと、そこはパンとお菓子で出来た「お菓子の家」でした。窓は真っ白な砂糖づくり、屋根はお菓子でふいてあります。
             2人が思わずつまみぐいをしていると、お菓子の家に住むおばあさんが家の中に案内し、おいしいご馳走と暖かいベッドを用意してくれるのですが、翌朝、ヘンゼルを小屋に閉じこめてしまいました。そう、おばあさんは、お菓子の家で子どもをおびき寄せては殺して食べる悪い魔女だったのです。
             魔女に家の仕事をするように命じられたグレーテルは、ある日、パンを焼くための焼き釜の火の具合を見るように言われます。機転をきかせたグレーテルはすきを見て魔女を焼き釜に入れ、無事にヘンゼルを助け出しました。そして、お菓子の家にあった宝石を手にして森を抜け、なんとか家に帰り着いた二人を出迎えたのは、二人を置き去りにしたことを心から悔やんでいたお父さんでした。継母はもう亡くなっていたのです。宝石のおかげで、3人は末永く仲良く一緒に暮らしました。
             グリム童話らしく、ちょっと残酷なシーンはありますが、それをかき消してくれるのが、夢のような「お菓子の家」。お菓子が登場する童話の白眉といえるのではないでしょうか。

このあらすじは舞台とは違うかもしれません。本によって設定など多少違っているようです。ご了承ください。

 

 

ヘンゼルとグレーテルといえば「お菓子の家」ですね。

お菓子の家のレシピが見れます。作ってみてね!

 

 

                                               
                
 今回作るのは、ヘンゼルとグレーテルが思わず見とれ、ついつまみぐいをしてしまった「お菓子の家」です。
               家の壁をクッキーで作り、白いグラスロイヤル(固く泡立てた卵白に粉砂糖を加えたもの)を接着剤代わりにして、組み立てていきます。好みの食紅を加えて、赤や緑のグラスロイヤルにすれば、ひと味違うお菓子の家が出来上がりです。
               飾り付けは、あなた次第。カラフルなマジパンやチョコレートを使って家を飾ったり、庭に咲く草花を作って添えていくと童話の世界が誕生します。
               あまりにも可愛くて食べるのがもったいない―。物語を思い出しながら、そんな「お菓子の家」を作ってみませんか。
 
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カンタンレシピの応用編です。